皆さんこんにちは
年収1000万円の自称独身貴族のブログ主です。
今回のテーマは年収500万円-年収600万円です。
一般的には高年収に差し掛かるくらいの年収ですが、独身貴族と言えるほどお金が使えるわけではありません。
独身貴族の定義は様々かと思いますが、下記の3つの条件を満たすことを独身貴族とします。
・住まいに関して、広くて新しくて1等地である。
・良い車に乗っている。
・交際費、趣味に使えるお金が潤沢にある。
東京では物価が高く年収500万円-年収600万円だと、ワンランク上の生活くらいしかできません。
当記事では東京在住の1人暮らし年収550万としての生活感をご紹介します。
また、独身貴族と呼べる年収の最低ラインは地方都市在住であれば年収700万円以上、東京在住であれば年収800万円~年収1000万円程度で独身貴族と呼べるほどの生活を実現できたりします。
その理由については別記事でまとめておりますのでこちらもご参照ください。
年収700万円は独身貴族か?地方都市在中であれば独身貴族と呼べる生活が送れます。理由4選をご紹介
東京で独身貴族を謳歌するのに必要な年収を考察。最低ラインとして800~1000万円以上欲しいのが現状です。
- 年収500万円-年収600万円の生活感について
- 年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由1
- 年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由2
- 年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由3
- 年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由4
- 年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由5
- まとめ
年収500万円-年収600万円の生活感について
ここでは東京在住の1人暮らし年収550万として計算してみます。
収入にゆとりが出てきて、新社会人の頃と比べ少しだけ生活レベルを上げた生活をしている想定です。
項目 | 金額 | お金の使いみち |
---|---|---|
月収 | (手取り)+35万円 | (額面では月給46万円です = 年収552万円) |
家賃 | -10万円 | 東京の1LDKのマンションです。風呂トイレ別、独立洗面台あり。築10年程度 |
食費 | -4万円 |
スーパーではあまり値段を気にしない。ちょいちょい外食やウーバーイーツを利用する。 ※ 40,000円÷30日 = 1日あたり1300円予算です。 |
交際費 | -6万円 |
恋人との月3回のデート(3万円) 月に5回飲み会(2.5万円) カフェやその他(0.5万円) |
趣味、雑費 | -3万円 |
趣味(2.5万円) 生活必需品(0.5千円) など |
通信費 | -1万円 | スマホ代。最新Iphone + 大手キャリアだと月々1万円くらい。 |
水道光熱費 | -1万円 |
電気(3,300円) ガス(3,300円) 水道(3,300円) |
交通費 | -1万円 | |
その他の出費 | -2万円 |
友人の結婚式、引っ越し、家具や家電の購入、帰省などの費用など月々2万円として計算 |
残り | +7万円 | 将来の蓄えとして、7万円を貯金や投資資金に充てる。 |
いかがでしょう?年収500-600万円の人の生活感はこんな感じではないでしょうか?
ポイントを抜粋すると
・1LDKの少しゆとりのある部屋に住み
・食費も節約を気にすることなく
・交際費もケチケチする事は無く
・趣味にも2.5万円のお金を使える
・7万円の蓄財ができてる
といったところでしょうか?
これらを見ると結論としては不自由はほぼ無いが独身貴族と言えるほどでもない。と思うのがご理解いただけるかと思います。
ではなぜ独身貴族と言えるほどでもないかをご説明いたします。
・年収500万円-600万円は独身貴族ではない。
・生活自体はゆとりがあり、不自由しない。
ちなみに私が過去に書いた現在年収840万円の頃の記事も紹介いたします。
こちらにも月々の収支をまとめていて、この年収だと金銭的余裕はかなり変わるのが読み取ることができます。
年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由1
車を持っていない
先程の例をご覧頂くと車の計算をしていないことが読み取れます。
独身貴族と呼べるほどの車ならば、せめて新しいSUVや新しいセダンなどが最低ラインなのかなと思います。(レンタカーとしてポピュラーな軽自動車やコンパクトカーのような車だと、さすがに貴族って印象はないかと思います)
これらのワンランク上の車を所有するとなると、
費用としては月々4万円ほどと仮定します。(車検や自動車税や購入費等を月で計算)
更に駐車場の費用がかかります。東京だと2万円で借りれれば良い方です。
そうなると毎月6万円の出費が増えることになります。
先程の例だと毎月+7万円の余裕がありますが、良い車に乗るためにほぼ貯金のできない生活になってしまう事は現実的ではありません。
よって車を持つならば、安い車を持つ or 他の出費を減らすなど工夫をしなければいけません。
・年収550万円ではあまり良い車は乗れない。
・軽自動車やコンパクトカーレベルが現実的な範囲である。
年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由2
都内の家賃10万円は全く広くない
東京の家賃相場がわからない方は10万円の賃料を掛けるとさぞかし良いところに住めると思うかもしれませんが、現実は全くそんなことはありません。
スーモで下記条件で検索をしてみます。
・駅徒歩7分以内
・人気の「吉祥寺駅」周辺
・家賃が10万円前後
結果がこちらです。
結果は
・新築の27平米
・築5年の24平米
でした。
このくらいの面積ですと、
・一人暮らしではゆとりがある。
・友人を呼ぶと少し狭い。
といったところでしょうか。
この状態を独身貴族と呼ぶことには流石に無理があります。
よって都内在住の年収550万円前後の適正家賃である10万円で独身貴族というのは無理があります。
ちなみに今回は「吉祥寺駅」でしたが、更に都心の「六本木駅」や「代官山駅」や「恵比寿駅」などはもっと家賃が高いです。
・家賃10万ではさほど良い家に住めない。
年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由3
趣味に潤沢なお金を使えていない
趣味は2.5万円で計算してます。年間で使える費用は30万円です。
ゴルフと旅行が趣味だとしましょう。
下記のお金の使い方で30万円がなくなります。
・ゴルフを毎月1度行く(道具代等込で1回あたり0.8万円で計算)
→年間約10万円の出費
・年間で、近場の温泉旅行2回(1回あたり1.5万円で計算)
→年間3万円の出費
・年間で、国内旅行を2回(1回あたり4万円で計算)
→年間8万円の出費
・年間で、海外旅行を1回(1回あたり8万円で計算)
→年間8万円の出費
不自由なく遊べていそうな予算の割り振りですが貴族と呼べるほど予算が取れてないのがわかります。
豪勢に遊ぶにはもうちょっと予算が欲しくなるのかなと思います。
ゴルフ道具などはお金を掛けるとキリが有りませんし、旅行もこの予算ではエコノミークラスや場合によってはLCCを利用することにもなるでしょう。
海外旅行の8万円予算だと、近場のアジア圏になるかと思います。
ハワイやヨーロッパなどに行くならば他の予算を切り詰める必要がありそうです。
・趣味の費用が月々2.5万円ではゆとりはあるが、貴族ではない。
年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由4
月7万円の貯蓄では貴族と呼べるほど資産を築けない
今回例としている、年収550万を稼げるようになる年齢は30歳だとしましょう。
60歳まで月々7万円を貯蓄に回したとします。
7万円 × 12ヶ月 × 30年 = 2,520万円
2500万円貯蓄があれば小金持ちとは言えますが、この設定でこのお金を持っている状態は60歳です。
老後2000万円問題が取りた出されている中、この問題はクリアしていますがやはり貴族と呼べるほどのお金を保有しているとは言えません。
小金持ちの老人さんといったところでしょうか。
仮に、この資金を投資で増やし続けることが出来るのであれば豊かな老後生活は遅れるかと思いますが、
30歳時点では決して独身貴族と呼べない事が感じ取れるかと思います。
貴族というからには30-40歳位で2000~3000万円ほどの資産は欲しいですよね。
・老後も安泰だが、貴族と呼ぶレベルでもない。
・投資で増やし続けていたら貴族と呼べるレベルになるかもしれない。
年収500万円-年収600万円は独身貴族ではない理由5
交際費6万円だと大衆的なお店しか行けない。
今回の例を振り返ると下記の予算を組んでます。
・恋人との月3回のデート(3万円) ※1回あたり1万円
・月に5回飲み会(2.5万円) ※1回あたり5,000円
・カフェやその他(0.5万円)
1回1万円のデート費用ならば、普通の一般的なデートくらいしかできないでしょう。
例えばディズニーランドに行くだけで7000円ほどかかりますし、
ディナー1人あたりの単価5000円を2人分支払えば1万円です。
クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントが絡んだら月々3万円予算では足りないかと思います。(男性諸君は飲み会費用などを削って買ってあげましょう!w)
恋人がいない男性の場合は、キャバクラや風俗など遊んだとしても予算3万円ならば遊べるのは月に1,2回程度です。
また飲み会予算が毎月2.5万円の場合に、1回あたりの単価が5000円だとそこまで良いお店にはいけません。さらに二次会も含めると予算が5000円だとまず足りないことが容易に想像できます。
さらに追加で、付き合いなどでのキャバクラや風俗などに行ったら一撃で2,3万円が飛んだりするので簡単に予算オーバーになります。
6万円予算の交際費について十分満足できる予算ではあるが、好き放題自由奔放に遊ぶことができない事がわかるかと思います。
・6万円は不自由の無い予算ではあるが、決して贅沢ができる予算では無い。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
年収500万円 - 年収600万円はゆとりのある生活が送れる一方で
決して独身貴族と呼べるほどの裕福さがあるわけではないのが読み取れます。
今回の例は全体的な項目においてゆとりのある予算を組みましたが
興味のない分野を節約することで、好きなことに資金を投入出来るとも言えるでしょう。
ただし節約をしてあまりお金を使っていないと貴族感はなくなるので独身貴族とは呼べないでしょう。
そのため年収500-年収600万円では独身貴族とは言えないとの結論になります。
■関連記事