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30代自称独身貴族フリーランスエンジニアの独り言。年収は1000万円。

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マリオットボンヴォイカード 庶民には不要?【忖度無し、アフィリエイト無し】庶民向けにメリットとデメリットを説明します。

皆さんこんにちは。

独身貴族の主です。

 

もはや旅行好きには知らない人が居ないと言っても良いマリオットボンヴォイアメックスカードですが、

当カードの様々な解説記事を読んだところ、結局アフィリエイト目的で良いことばかり書いていると思っています^^;

そんな状況にうんざりしたので今回忖度なしでデメリットの解説を含む本記事を書きました

 ※本記事の主な対象者としては 

・このカードを作るのに悩んでいる年収500万円~1500万円あたり

・クレジットカードの年間使用額200万円~400万円程度。

・マリオット系列のホテルへの宿泊が年に1~3回程度

といった方々向けに解説記事を書いたので、こちらに当てはまる方が参考になるかと思います。

 

良いカードには間違い無いのですが、かなり人を選ぶカードのため

本記事ではこのカードの注意点やあまり語られていない点などをメリット・デメリットに分けて解説します。

 ※なおこの記事は「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」年会費(49,500円)を対象としており、年会費(23,100円)の通常カードは対象外です。

 

メリット1位:マリオットボンヴォイカードの最大のメリットはズバリ、3%ポイント還元である点

世間の記事では無料宿泊だの、入会ポイントがたくさんもらえる、だの書かれていますがこれらはあまりメリットではありません。(この件に関しては後で解説します)

 

最大のメリットは、表題にある通り3%還元であることで最強カードといっても良いと考えてます。ただしポイントのお得な使い道がマリオット系列のホテルのみであるためかなり限定的です。

 ※ポイントはマイレージに交換もできますが、マイレージ交換するなら正直他のカードで十分ですのでこのような表現にしました。

 ※マイレージ交換も局所局所でお得なケースはありますが、かなりレアなケースなのでマイレージ目的でこのカードを使う必要はありません。素直にANAJALのクレジットカードを作りましょう。

 

例えば年間200万円決済するケースで、その他のクレジットカードと比較してみましょう。

よくある一般的なクレジットカードでは還元率は基本的に1%です。

年間で獲得できるポイントとしては20000ポイントです。

一般的なクレジットカードであればポイントの使い道に困ることがほぼないので、

20000ポイント = 20000円と考えて良いでしょう。

 

以上のことから、カードを作る基準については(年間支払いが200万円の場合)下記を比較

楽天カードで20000ポイント(ほぼ20000円)

・マリオットアメックスで60000ポイント(使える場所がマリオット系列のみ)

どちらに魅力を感じるか?と考えるべきです。

point

・3%還元が最大のメリット。(ただしポイントが使いづらい)

 

メリット2位:アメックスなのでそれなりに特典が充実

マリオットボンヴォイアメックスの嬉しい特典をいくつか抜粋して紹介します。

 

・カードラウンジが使える。さらに同伴者も1名無料

 →このカードを作るなら、カードラウンジに入れるクレジットカードを1枚2枚作ってるかと思いますが、同伴者無料のカードは意外と少ないので強みになります。これは国内線でも国際線でも同様です。

 

・手荷物無料宅配サービスが使える。

 →アメックスの上位カードであれば使える特典で、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは対象となっています。上手に使うことができれば旅行が楽になりますよ。

詳しくは公式HPを確認ください。

・海外旅行時の航空便遅延費用補償サービスが使える。

 →私はこの保険のおかげで、遅延が多い航空会社でもビクビクして乗ることはなくなりました 笑。めちゃくちゃ保証が充実しているわけではないですが遅延に伴うホテル代なども保証されます。詳しくは公式HPを確認ください。

 

point

・アメックスは旅行系のサービス特典が強く、マリオットボンヴォイカードもこれを享受できている。

 

メリット3位:年間400万円以上決済できるなら神待遇


マリオットボンヴォイのプラチナエリートになれるやつです。

確実に達成できるのであればメリット1位といっても過言では無いですがハードルが結構高いので3位としました。

プラチナエリートの内容は本記事で深く解説しませんが、これを達成できるならぜひとも作るべきクレジットカードの1枚となります。

 

400万円決済は一般庶民の年収だとちょっと難しいですが、達成するためのヒントをご紹介。

 ・家族カードの決済も対象だったりするので、家族に協力を仰ぐ。

 ・個人事業主の場合は税金を多額に支払う機会があるのでこれを活用。

 ・amazon payへチャージを行う。(例えば来年の税金などの高額支払の分を前もってチャージしておくなど)

400万円達成の小技があるので工夫してみてみてください。

 

メリット4位:ゴールドエリート特典

マリオットボンヴォイ ゴールドエリートの場合も特典は色々とあるのですが、

価値があるのは「14時レイトチェックアウト」だと考えて良いでしょう。

公式HPはこちら

 

他の特典については、

部屋のアップグレードも稀にあるのですが不確定要素が大きいのでこれに期待してカードを作るべきではありません。

ボーナスポイントなどもありますが、宿泊回数がそこまで多くない方にはさほどメリットにはなり得ません。

 ※頻繁に宿泊するならばボーナスポイントのメリットがありますがこのような人は本記事を読む必要はなく既にカードを持っているかと思います。

 

次の項目からはデメリットをご紹介いたします

 

デメリット1位:兎にも角にも年会費の49,500円

説明不要の高額年会費です。

ただし(年間150万決済で)無料宿泊50,000ポイント分が貰えるのでそれと相殺と考えましょう。また無料宿泊のポイントの有効期限は1年間なので注意です。

そのため49,500円払って、有効期限1年の無料宿泊50,000ポイントを得るカードと考えるのがベターです。

普通に考えてマイナスですが、これをマイナスにしないような使い方ができるならばカードを作る価値があります。

 

(たまに旅行いく程度の人だと)これが少し使いづらく、期間限定ポイントに縛れてしまうのがちょっとデメリットかなと考えてます。

point

・期間限定ポイントを如何に有効活用できるか?

 

デメリット2位:年会費は初年度にもかかるが、無料宿泊がもらえるのは2年目以降

他の方が書いているアフィリエイト記事でほぼ言及がなく落とし穴なので注意してください。現在だと入会後「30万決済にて39000ポイントもらえます」と謳っているのですが

他の方が書いているアフィリエイト記事でも「お得ですよ!」みたいな書き方をしていますが、全くお得ではありませんw

 

年会費49,500円払って39,000ポイント取得しているので

約10,000円のマイナスです。

さらに30万円決済しているので、このカード以外で決済(還元率1%のカードで)したとするとそのカードのポイント3000ポイントが手に入るものを機会損失しているとも考えれます。

 

そのため

入会初年度は約13,000円損することになる。

と考えるのが妥当なのです。

point

・年会費は初年度から発生する。

・初年度は年会費で約13000円損する。

 

デメリット3位:VISAやmasterは使えるのに、アメックスが使えないお店が多々ある。

400万円修行をしていたりすると地味に痛いです。カード自体使えない個人経営のラーメン屋さんであれば納得はできるのですが、VISA、masterが使えるのにアメックスやJCBが使えない場面が稀にあります。

せっかくの3%還元のカードなのだから積極的に決済したいです。

(アメックスさん、頑張ってくださいw)

 

デメリット4位:ポイント利用でのホテルがマリオット系列に縛られる

ホテルのイラスト(小)

 

旅行に高頻度で行く方はあまり気にしなくても良いですが、頻度があまり多くない場合毎回マリオットで探すことになります。

マリオット系列のホテルはどこも素晴らしく選んで間違いは無いのですが、

ホテル選びは、旅行に行くメンバーやホテルの立地など様々な複合要素があります。

これらを加味した上で、ポイントが余りそうであればカードは作るべきではありません。

 

デメリット5位:公式サイトから利用が必須

いわゆる旅行代理店サイト(agodaやtrip.comなど)からだと各種特典が受けられません。

たとえば、ゴールドエリートのレイトチェックアウト、ボーナスポイント特典、プラチナエリートのラウンジ特典などです。

また、ポイントを利用しての宿泊予約なども公式サイトのみ対応してます。

さらに公式サイトは「少々使いづらい&重たい」といった状態で、旅行代理店サイトに比べホテルを探しづらいです。

しかしお得に予約を行うには公式サイトからの予約が必要なためデメリットとなります。

 

 

公式サイトはこちらです。


 

 

マリオットボンヴォイアメックスの総評

いかがでしたでしょうか?

このカードを作ってみて私自身「かなり尖っていて使いづらいがメリットも大きいカード」という印象を受けており、

ご紹介したデメリットを上回るメリットを感じられるならば作るべきかなといった結論でした。

 

1番のメリットはやはり「3%ポイント還元」ですので、

このカードでたくさん決済することで強みを引き出すことができるでしょう。
少なくとも2枚目のサブカードではなくメインのカードとして使うべきカードです。